明日という日
今日と同じように明日も来る。
そんなことはないんだよ、ということを私たちは知っています。
2011年に東日本大震災が発生し被災者、日本中の人々が
今日と同じように明日は来ない、ことがあることを思い知らされたと思います。
その後も毎年のようにどこかで災害が起きています。
実は私は身をもって体験したことがあるのです。
1995年1月の阪神淡路大震災。
神戸市内の大学に在学中だったので当時住んでいた神戸市で被災しました。
2012年にはオットが突然病に倒れました。(今は元気ですよ)
日常のありがたさを嫌というほど思い知る出来事でした。
さて、今世界中でパニックになっている新型コロナウイルス感染拡大により、海外では都市封鎖、日本においても緊急事態宣言により様々に生活が制約されています。
ワクチンも治療薬もない、いつ収まるかも知れぬ新型コロナウイルスにより不安に支配され、日常を奪われてしまいました。
昨年お花見をした頃、暑い夏に汗を流していた頃、クリスマスケーキを食べた時、2020年を迎えた時、
こんな事態になるなんて誰が想像できたでしょうか。
何度も日常の有難さを思い知らされているくせにいつの間にか記憶は薄れていたように思います。
そしてこんな事態になって、私は、
一日いちにちを大事にしていたかしら?
一期一会、出会った人との関りを大事にしていたかしら?
と思ってしまうのです。
けれど過ぎてしまった日々です。
そして渦中にある今、悔やんでいても心はますますつらくなってしまいます。
見えぬ敵との戦いは心身ともに消耗していきます。
今日も含めた日々を大切にせねば、と思います。
本日のワーク
胸やお腹に感じる不安による違和感は
吐く息とともに身体から出すイメージで呼吸してみます。
もやもや、ざわざわした何かをお腹から吐き出します。
ほそ~く、なが~く吐き出します。
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