夢への一歩
不思議なものです。
人は『新しい幸せより、慣れた不幸を手放せない』ものらしいです。
なぜなら、脳が変化を嫌うから、だそうです。
幸せになりたいのに、脳が変化を嫌う?!
振り返ってみて、心当たりはありませんか?
人は日々、様々な選択をしながら生きているものですが、大きな決断を迫られた時、新しいことに挑戦する時にとても勇気を必要としたという経験は少なからずあるのではないでしょうか。
(例)転職を考えている時。不満はいっぱいだけど退職する勇気が・・・
新しく習い事を始める時。すごく楽しみだけど・・・
転職して必ずしも仕事がうまくいくとも限らない、
習い事を始めるにしても、今後の何の役に立つのだろう?
この年齢ではお金や時間が無駄になるのではと心配 など。
他にも数々の場面において様々なことを考えますよね。
新しい道に進むというのは知らない所に向かうわけですから怖いです。
失敗して何かを失ってしまうかもしれないのなら、まぁとりあえず現状のままで・・・なんて思ってしまうのです。
『脳が変化を嫌う』とは、身を守るために備わった機能といえるでしょう。
どんどん前に進めるのは素晴らしいけれど、むこうみずに突き進むと時には身に危険が及ぶかもしれないのですから必要な危機管理の機能です。
でも、実は私たちは知っているのかもしれません。
新しく飛び出した世界には楽しいことがあること、自分自身が成長できるということや、あとちょっとの勇気なのだということを。
実は・・・本当は挑戦したいこと。
例えば、『バンジージャンプ飛ぶことは決めているんです。でも自分で飛び出す勇気がないんです。いっそのこと誰か突き落としてください!』
と思いつつ、心の片隅では自分で飛び出した方が良いのだと思っていることも。
だから『危険かもしれないので、やめておこう』とも思えず葛藤するのでしょう。
それを可能性という点で考えてみます。
『無限の可能性』って夢のある言葉ですね。
けれど、その可能性は勇気を出して一歩踏み出した人が広げていくことができるのだと思います。
つまり、『可能性』はただあるものではなく、一歩踏み出して広げていくもの。
一歩踏み出して、時がきたらまたさらに一歩踏み出して・・・
こうして私たちは夢を叶えていくのです。
ちなみに、決断にとても勇気を必要とした経験とともに、その勇気を振り絞って決断してみたら意外に怖い事は起こらなかったと感じたり、むしろ清々しかったり、活力に溢れてきたり、逆に失敗しても心配したほど後悔がないかもなんて気づいたという経験もありませんか?
私自身も大きな決断の前には常に葛藤があります。
つい先日、もっと生きやすく、もっとワクワク活動したくてある決断をしました。
ずいぶん迷いもありましたし、その迷いはもうないとも言い切れません。
でも勇気を振り絞ったことは“よくやった!”と褒めても良いのでは?とこっそり思っています
^m^
迷いや葛藤から抜け出せないことはあります。
真剣勝負の決断であればあるほど、当然の反応だと思います。
決断するのは自分自身であるということに変わりはありませんが、何を迷っているのか、どうしたいのかを明確にするには、カウンセリング利用の選択肢の一つと考えてみても良いと思います。
カウンセラーが個人の意見を押し付けたり、決断を下したり・迫ったりもしません。
あなたがどう決断していくかを応援します。
安心してご相談下さい。
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