介護とこころ② お仕事編
認知症のあるなしに関係なく、利用者さんの言動に
腹立たしく思ったことも、
傷ついたことも、
しんどいよ~~ぉと思ったことも、
一度や二度の話ではないです。
これらの出来事について
私はどちらかというと感情が表に出やすいタイプなので
もしかしたら丸分かりだったかもしれません。
それが分かっていたので、
表に出さないように、
腹立たしく思っていないふり、
傷ついていないふり、
結構努めてそうしていました。
なんといっても仕事ですからね。
それに、
ただ意地悪したいからしてる、っていう人はいないと思うのです。
これまでの長い人生の中で報われなかった思いや
正しいと信じてきた価値観はやっぱり正しいのだという確認や
ますます衰えていくことへの不安など
まだまだ若いとされる私には気づかないものがあるのかもしれません。
心の奥に消化できない感情に戸惑いがあるのだと思います。
が!そこは
そうは言っても、です。
けれど仕事だからと、
腹立たしく思っていないふり、傷ついていないふり。
感情は表に出さず、サラリとヒラリとかわして
慈悲に満ちた仕事をしなければならない。
と思っていました。
日々、葛藤です。
こうあらねばならぬ像と
実際はそうできていない自分。
そうできない自分がとても幼く拙く感じていて誰にも相談できず
どんどんと行き詰まっていった経験があります。
感じ方、受けとり方は人それぞれですし、
皆が皆、葛藤を抱えているとは思いません。
ただ、
離職率が高いといわれている介護業界において
介護職員の心のケアができれば
離職を多少なりとも避けられたり、
より良い介護サービスを提供できるのではないかと
思うのです。
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