ばあちゃんが、介護施設に入所した
先日、母方の祖母が
一人暮らしの家を離れ
介護施設に入所しました。
90歳とちょっとの祖母は
つい最近までお店をやっていた
超!元気ばあちゃんだったんですが
さすがに・・・
住環境と衰える身体機能の折り合いは
だんだんとつかなくなっちゃって。
お店をたたんでからは
ヘルパーさんやデイサービスを
利用しながら過ごし
その後、介護施設への入所を決めました。
長年お店をやってきてただけあって
社交的な性格と
行った先のデイサービスが
うまく合ったようで
初日、嫌々行ったのに
ニコニコで帰ってきたそうです。
だから
ヘルパーさんやデイサービスを
うまく利用しながら
そのまま住み慣れた自宅で過ごすのが
良かったのかもしれません。
施設入所が頭をよぎった時
本人はもちろん家族も
そう思うことでしょう。
住み慣れた家で最期まで過ごす
または
同居して介護する
様々な理由でそれが
叶わないこともあります。
母には入所という選択が正しかったのか
複雑な思いがあったようです。
(母にとっては実家がなくなるわけですし)
ところで、介護のお仕事に
10年携わってみて思うことがあります。
介護施設に入所した場合のメリット
夜中に体調不良になっても
職種はいろいろながら
対応してくれる誰かがいるという
安心感がある
食事の心配がない
栄養面に配慮された食事付き
お風呂やトイレ
本人が使いやすいのはもちろん
介助者が介助しやすい
どんなに住み慣れた家といえども
転倒の危険はあるので
転倒リスクの少ないバリアフリー
『住み慣れた家』にこだわりすぎて
若い頃にはあり得ないような段差に
つまづき転倒し、骨折してしまっては
その後の生活が大きく変わってきます。
(畳の縁につまづき転倒することもある)
なので
安心で安全に生活できる。
ということに加えて
自ら新たにコミュニティを
形成できる元気なうちに
介護施設への入所も
間違った選択ではないと思うのです。
だから、決して
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